2009年06月21日

新聞拡張団(しんぶんかくちょうだん)とは

新聞拡張団(しんぶんかくちょうだん)とは日本の新聞販売において、新聞社や新聞販売店とは別の団体で新聞の訪問勧誘を行う団体をいう。「拡販団」といわれることもある。一部新聞社や新聞販売店から委託を受けているものもある。

現在、朝日・毎日・読売・日経・産経・東京の6新聞社によって1993年に設立された新聞セールス近代化センター(2008年6月に、新聞セールスインフォメーションセンターと改称)へのスタッフ登録が義務付けられており、それによれば前記6社の合計で9,486人の人員が登録されている(2005年現在)。

通常、団長が団員を統率し新聞販売店から委託されて新聞購読契約の勧誘に歩く。契約を取った数に応じて新聞販売店から報酬(カード料)を受け取る。

呼称 [編集]
呼称は立場や状況によって異なる。なお、「新聞拡張団」や「団」という呼称は主要マスコミが示す不適切用語のガイドラインに挙げられている[1]。

一般的呼称
集団を指す場合は新聞拡張団と呼ばれる。そこへ所属する人員を指す場合は新聞勧誘員または新聞拡張員と呼ばれる。
内輪での呼称(主として拡張団内で使用される。位置付け的にはスラングとなる)
集団を指す場合は団と呼ばれる事が多い。そこへ所属する人員を指す場合は団員と呼ばれる。
新聞業界での呼称(拡張団以外の団体が呼ぶ場合)
集団を指す場合はセールスチームと呼ばれる事が近年増えている。そこへ所属する人員を指す場合はセールススタッフや営業スタッフと呼ばれる。外交員という呼称も使われているが新聞拡張員の前でそう呼ぶ事はまず無く、どちらかといえば悪い意味で使われる機会が多い。
日本の物語
私たちの憲法
ハムスター
大気のお話
住宅用語
野菜事典
知って得証券語
南北朝時代
栃木の湯めぐり
蘭の世界紀行
空手道
歯周炎
植物園
銀行
商社
フェンシング
アパレル
映画祭
肝炎
お化け屋敷

形態 [編集]
新聞拡張団の形態としては大きく分けて以下の3種類に分別される。

地場団
ある狭い特定地域のみを専門として営業活動を行う。団を始めたばかりの人員の少ない団で、個人経営が殆どである。地元密着型の営業が多く、所属する団員は昔からの馴染みの客を持っている事が多い。
広域団
広い地域にまたがって営業活動を行う(全国に及ぶ場合もある)。団に所属する人員も多く、団として有限会社化されている場合も多い。厳しいノルマが課せられている広域団が多く、その関係上、最も強引な勧誘が目立つ形態でもある。
直属
新聞社が直轄して営業活動を行っており少なくとも読売、朝日、毎日、日経の4紙には存在している。中には新聞社の子会社化しているケースもある。通常の営業の他に、販売店が問題になるような営業を行っていないかをチェックする監査的な役割も行っている。
他に「拡専」という新聞販売店の社員で営業活動のみを専門に扱っている者もいるが、これは業界内においては新聞拡張団とは呼ばない。同様に、新聞販売店の社員(またはアルバイトなど)が営業活動を行っている行為も新聞拡張団とは言わない。しかしながら世間一般的には、個人宅へ新聞営業活動のために訪問する人間は全て「新聞拡張団」または「新聞勧誘員」と誤って呼ばれる傾向がある。

いずれも新聞販売店から特定期日(場合によってはほぼ日常的)に依頼されて営業活動を行っており、新聞販売店から貸し出された過去読や現読などの読者リストを営業データとして使用している。

営業活動を行う際には、個人情報保護法ならびに不正競争防止法を遵守する旨の秘密保持誓約書への署名と新聞セールス近代化センターが発行する新聞セールス証の着用が義務づけられている。営業に使用する拡材と、場合によっては自転車などを販売店から貸し出されて営業に使用している。

一日の営業活動が終わった時には契約カードを販売店へ提出し、借用した読者リストや自転車などを返却する。提出した契約カードの内容が店員によって監査され、問題がなければ契約内容に応じた報酬が販売店から団長へ支払われる。

2009年06月03日

水産資源とは、海洋や河川、湖などから採取される

水産資源とは、海洋や河川、湖などから採取される魚介類などの水産物のことである。これらを採取して食用とすることは古くから行われており、日本でも多くの貝塚が発見されている。かつては、これら水産物は無限に存在するかのように考えられたこともあったが、近年では人口増加や豊かな食の追及に伴う乱獲や、河川や海洋の埋め立て、ダムや堤防の建設、水質汚染や栄養分の供給源となる森林の破壊などにより、様々な地域で多くの種類が減少している。また、水銀やダイオキシン類などの有害物質の魚介類への生物濃縮も認められており、持続可能な利用や環境の保全が求められている。

現在、水質汚染に対する規制や、漁法の規制(毒物や爆発物を用いた、目的とする魚類以外のものまで殺傷し生態系を破壊する漁法を原則的に禁止する)が行われており、また国際的な取り組みとして、海洋法に関する国際連合条約、国連公海漁業協定、国際捕鯨取締条約や、西部及び中部太平洋における高度回遊性魚類資源の保存及び管理に関する条約、などの多国間条約の締結、各国間による漁業協定の締結なども行われている。 また、養殖や栽培漁業、肥育などの技術も各種の魚介類につき研究・開発されており、稚魚の放流なども行われている。

しかし、各国間で異なる利害の対立や、水産資源の調査・保全の難しさ、違法な漁獲、増加する食糧需要、開発への欲求などもあって、解決には多くの課題を残している

地球の表面積の70.8%は海であり、その海底には石油・天然ガス・メタンハイドレート・マンガン団塊などの資源が眠っている。これらを海底資源という。これまではその水圧などもあって利用が困難であったが、技術の発達により海底に眠る資源を開発する動きがでている。しかし、公海に眠る資源についてそれが誰のものか、という問題や、どの国の排他的経済水域であるか、どの国が島を領有するかなどの領土問題を抱える地域も多く、しばしば国際的な対立ともなる。尖閣諸島や南沙諸島(スプラトリー諸島)を巡る対立など。
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技術上、経済上の問題も多く、現在実際に行われている海底資源の利用では、イギリス・ノルウェーなどの北海油田が代表的であり、イギリスはこの開発によって経済危機を乗り越えた。

海洋資源といった場合、海洋に生息する水産資源や、海底資源も含むが、その他にも、海洋に生息する生物の生態が理解されるのに伴い、海洋生物の分泌する物質が医薬品などに応用できる場合があると判明し、研究も進められている。

遺伝資源とは、遺伝子の有用性が広く認められることで、遺伝情報が一種の資源として考えられるようになったもの。遺伝子資源とも呼ばれる。これまでにも有用な品種の選別や品種を掛け合わせて品種改良をすることは行われてきたことであるが、遺伝子工学の発展により人工的に遺伝子の組み換えを行うことが出来るようになると、遺伝子情報の価値がより認識されるようになった。様々な生物の遺伝子はそれ独自の機能を持つものも多く、医療や、医薬品の生産、農作物の品種改良などに利用されている。

どの生物も有用な遺伝子を持っている可能性があり、また一度失われると完全に復元することは出来ない。しかしながら、環境破壊などで絶滅する動植物も存在し、また同じ種であっても地域の個体群によって特有の遺伝子を持つ場合もあり、その場合にはある地域の個体が絶滅すれば遺伝資源が失われることとなる。このような例としては、メダカなども参照。遺伝子汚染を防止し、遺伝的多様性を維持することが求められている。

生物の多様性に関する条約では、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分が一つの目的となっているが、遺伝情報を解析し特許などとして、知的所有権を強化しようという先進国と、自国の遺伝資源に対する権利を主張する途上国との利害対立があり、また実際の遺伝情報の利用には倫理的な問題も存在する。

2009年04月30日

イギリス陸軍と海兵隊の動き

夕暮れ頃、ゲイジ将軍は庁舎で上級士官の会合を召集した。この場でゲイジはダートマス伯爵の命令が届き、植民地に対して行動すべきと言っていることを伝えた。ゲイジはさらに、その連隊の上級佐官、スミス中佐が指揮を執り、ジョン・ピトケアン少佐が副官となることを伝えた。会合は午後8時半に散会となった。その後、パーシーが植民地人の扮装をしてボストンコモンの町の人々の中に紛れ込んだ。ある者の証言によれば、町ではイギリス軍兵士のただものではない動きに議論が向けられていた。パーシーがある男にさらに発言を促すと、彼は「イギリス軍は目標を外すだろう」と答えた。「何の目標だ?」とパーシーは尋ねた。「コンコードの大砲でなくてなんだろう」というのが答えだった。これを聞いたパーシーはすぐに庁舎に帰ってゲイジ将軍に今聞いたばかりのことを伝えた。ゲイジはこれを聞くと、第1旅団全員に武装させ朝4時に出発できる準備を整えるよう命令した。

フランシス・スミス中佐に率いられるイギリス軍正規兵700名は、ゲイジの占領軍13個連隊の中の11個連隊から選ばれていた。ピトケアンは精鋭の10個軽装歩兵中隊を、ベンジャミン・バーナード中佐が11個擲弾兵中隊を率いていた。その中隊の中から、スミスは第4、第5、第10、第18、第23、第38、第43、第47、第52、第59歩兵連隊から抜き出した擲弾兵中隊(特別攻撃部隊)および第1海兵隊大隊の約350名を率いた。この部隊を守る役目は約320名の軽装中隊(素早く動けて側面を守り、狙撃し、偵察を行う部隊)であった。これは、第4、第5、第10、第23、第38、第43、第47、第52、第59歩兵連隊および第1海兵隊大隊から抜き出されていた。中隊にはそれぞれの中尉がいたが、多数の大尉は最後の瞬間に付け加えられた者であり、ボストン駐留軍の全連隊から集められた者達だった。

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イギリス軍は4月18日の夜9時に兵士を起こし、10時にボストン広場の西端の水辺に集合させた。イギリス軍がコンコードへ進軍しまた帰還した過程は初めから最後まで恐ろしい経験となった。渡し船には海軍のバージが使われたが、座ることもできないくらい一杯に詰め込まれた。現在のケンブリッジにあったフィップス農園に上陸した時は真夜中で、腰の辺りまで水に浸かった。装備を陸揚げするための長い休止の後、約700名の正規兵は午前2時頃、コンコードに向けた17マイル (27 km)の行軍を始めた。この待っている間に、兵士達には予備の弾薬、冷たい塩漬け豚肉、堅い乾パンが配られた。兵士達は宿営の予定が無かったので重い背嚢を背負っていなかった。食料を入れる雑嚢、水筒、マスケット銃、携行品などの装備を抱え、それに濡れて履き心地の悪くなった靴にびしょぬれの服を着ていた。メノトミー(今日のアーリントン)を通り過ぎるときに、田園地帯全体から警告の物音が聞こえたので、士官達は急襲の機会は失われたことを感じ取った。午前3時、スミス中佐はピトケアン少佐に軽装歩兵の10個中隊を連れてコンコードに先乗りするよう命じた。4時頃、スミスは賢明ではあるが、少し遅きに過ぎた増援要請の伝令をボストンに送った

2009年04月15日

バルカンでの戦闘

1853年7月、ロシアはトルコの宗主権の下で自治を認められていたモルドバ、ワラキア(現在のモルドヴァとルーマニアの一部)に進軍。あくまでも解放を目的としていたことからロシア側は宣戦布告なしにおこなったが、戦闘になることを回避したいトルコ側はドナウ川南岸に軍を進めたものの、再三にわたって撤退勧告を繰り返した。しかし、9月に最後通牒も無視されたことからトルコ軍は10月に宣戦布告なしにドナウを渡河してブカレスト郊外の数箇所の前哨拠点を攻撃したことがきっかけに開戦となった。

装備の上で勝っていたロシア軍は砲兵部隊をドナウ河岸に集中させてトルコ軍の河川艦隊を破ると、勢力を盛り返してドナウを越えて南下した。さらにギリシャの義勇兵が北上し手薄になっていたオスマン帝国領内のマケドニアやブルガリアでロシアの援助を受けた反トルコ組織が叛乱を煽動したため、トルコ軍はバルカン半島で挟撃されるかたちに追い込まれた。この状況に慌てたイギリスとフランスはギリシャに撤退を求めるが、中央政府の権威が大きくないギリシャでは戦線に身を投じる義勇兵が後を絶たなかった。

ついにフランスは巡洋艦を派遣してギリシャ義勇兵への武器を積んだ輸送船をテッサロニキで撃沈し、イギリスもアテネの港湾・ピレウスを封鎖して圧力をかけたためギリシャは義勇兵の援助を打ち切らざるをえなくなった。これにより反トルコを掲げた叛乱は各地で鎮圧され、特にロシアが力を注いだブルガリアの反対派組織は徹底的な弾圧を受けて壊滅に至り、再び盛り返したトルコ軍がロシア軍をドナウ以北にまで押し戻すが、両軍ともに決定力に欠いたため戦線は膠着状態に陥った。

クリミアでの戦闘とイギリス首相の交代
ロシアの要求の過大さに不満と懸念を抱いたフランスとイギリスだったが、本格的に参戦するつもりはなかった。ところが、1853年11月、黒海南岸の港湾都市・シノープで停泊中だったトルコ艦隊が少数のロシア黒海艦隊に奇襲され、艦船のみならず港湾施設まで徹底的に破壊されるというシノープの海戦が起きたため状況は一変した。

これはロシア黒海艦隊の偵察に気づいていながらイスタンブルに援軍を要請する以外に何も行わなかったトルコ側の明らかなミスだったが、あまりにも一方的な攻撃だったため各国のメディアはこれを”シノープの虐殺”と報道。これによりイギリスでは世論が急速に対ロシア強硬論へと傾き、フランスとともにトルコと同盟を結んで1854年3月28日、ロシアに宣戦布告した。イギリスがヨーロッパへの大規模な遠征軍を編成したのはナポレオンから第一次世界大戦までの百年の間でこの一度だけだった。

当初、同盟軍は軍隊を黒海西岸のヴァルナ(現在のブルガリア東部)に上陸させてオデッサの攻略を目指したが、突如としてオーストリアが国境線に部隊を配置して同盟軍のバルカン山脈以北への進軍を阻止したため、攻撃目標はロシア黒海艦隊の基地があるクリミア半島の要衝・セバストポリへ変更を余儀なくされた。

しかし、主力のイギリス・フランス軍ともに現地の事情に疎く、クリミア半島に部隊を移動させた直後から現地の民兵やコサックから昼夜を問わず奇襲を受け、フランス軍にいたっては黒海特有の変わりやすい天候について調べていなかったため停泊中の艦隊が嵐に巻き込まれて戦う前からその大半を失っていた(この後、フランスでは気象に関する研究が盛んになる)。

ロシア軍は指揮の面で不備が多くアルマの戦いでは地の利があるにもかかわらず実戦経験豊富なフランス外人部隊と戦闘犬を擁するスコットランド連隊の前に敗れてセバストポリへの進軍を許してしまい、同盟軍は情報の重要性に気を配らなかったことからフランス語の堪能なロシア人士官が化けたニセ指揮官たちによる攪乱工作によりバラクラヴァの戦いやインカーマンの戦いでは辛うじてロシア軍を退けるも被害が著しく、セバストポリを前にして立ち往生する羽目になった。ロシア軍は英仏艦隊から直接セバストポリを砲撃されないよう湾内に黒海艦隊を自沈させ、陸上でも防塁を設けて街全体を要塞化したため、同盟軍は塹壕を掘って包囲戦を展開する以外に手がなく、イギリス軍は化学兵器(一説では亜硫酸ガスではないかといわれている)まで使用したが、予想外の長期化により戦死者よりも病死者の方が上回り、戦争を主導したイギリス国内でも厭戦ムードが漂っていた。最終的に、サルデーニャ王国がピエモンテに駐屯する精鋭15000人を派遣して同盟軍に与したことにより街は3日に及ぶ総攻撃の末にナヒーモフもコルニーロフも戦死し、1854年9月28日から始まったセバストポリの攻囲戦は1855年9月11日に陥落を見て決着した。 しかし、この時点で既にイギリスでは戦費の過剰な負担が原因で財政が破綻し、アバディーン内閣は国民の支持を失う。政権を支える下院指導役のジョン・ラセッル卿の辞任が引き金となって内閣は総辞職。外相時代に辣腕外交ぶりを発揮していたパーマストン内相があとを継いでいた。

終戦へ [編集]
また、セバストポリ陥落直後にザカフカースの要衝・カルス要塞がロシア軍の前に降伏したことから事実上の戦勝国はなくなった。パーマストン首相はもう少し戦争を継続してイギリスに有利な状況で終わらせたかったが、フランスのナポレオン3世が世論をうけてこれ以上の戦闘を望まなかった。フランスの陸軍を頼りにしていたイギリスは、単独ではロシアと戦えなかった。結局両陣営はともにこれ以上の戦闘継続は困難と判断した。

時を同じくしてロシアではニコライ1世が死去し、新たに即位したアレクサンドル2世はかつてのオスマン帝国の全権であり、ロシア軍の総司令官であるメンシコフを罷免。こうして同盟国側と和平交渉が進められていた。もっとも、明確な戦勝国のない状況で始められたパリでの講和会議は、戦争終結に貢献したということで発言権を増したサルデーニャ王国のカミッロ・カヴールのロビイ活動によりハプスブルグ批判に終始し、結局は大まかなところで戦前の大国間の立場を再確認するにとどまり、開戦当初に掲げられたポーランドの解放やバルカン諸国の安全保障などは完全に無視された。

こうして1856年3月30日にオーストリア帝国とプロイセン王国の立会いのもとでパリ条約が成立した。多くの歴史学者が認めているようにこの戦争で産業革命を経験したイギリスとフランス、産業革命を経験してないロシアの国力の差が歴然と証明された。建艦技術、武器弾薬、輸送手段のどれをとってもロシアはイギリスとフランスよりもはるかに遅れをとっていたのである。

バルト海での戦闘 [編集]
クリミアでの戦闘は北欧においても転換期となった。スウェーデンはロシアからのフィンランド奪回の意図を講じ、参戦を計画した。これはナポレオン戦争以後のスウェーデンの武装中立主義を覆すものだった。イギリス、フランスもスウェーデンの政策を支持し、バルト海に艦隊を派遣した。1854年に英仏艦隊はバルト海に侵攻し、フィンランド沿岸を制圧する。

しかしスウェーデン議会は戦争への介入に消極的で、当初は中立を宣言した。しかしこの中立は英仏にとって有益なものとなり、スウェーデン領であるゴットランドの海港を軍事基地として利用することが出来た。英仏艦隊は、フィンランド領となっていたオーランド諸島に迫っていたため、フランスよりオーランド諸島の占領をスウェーデンに打診したが、スウェーデン王オスカル1世は、ロシアが機雷を使用したことを憂慮し、慎重な姿勢を取ったため、オーランド諸島奪回の好機は失われてしまった。1855年に入るとクリミアでの戦闘がロシアの敗色濃厚となるとスウェーデンは、直接参戦の意思を露にする。

しかしスウェーデンの参戦は時機を逸していた。セバストポリの陥落とスウェーデンの参戦は、ロシアに和平を促すきっかけとなり、英仏艦隊は、バルト海から撤退した。結局スウェーデンは何の利益を得るところも無く戦争は終結した。なお、スウェーデン人が主体を占めるオーランド諸島は、この後非武装地帯とすることで合意を得たが、フィンランド独立後に帰属問題で揺れ、結局1921年にフィンランドの自治領になることが決定された。

太平洋での戦闘と日本への影響 [編集]
太平洋側のロシア極東にも戦争は波及した。フランス海軍とイギリス海軍の連合は1854年8月末、カムチャツカ半島のロシアの港湾・要塞であるペトロパブロフスク・カムチャツキー攻略を目論んだ。英仏連合軍は盛んに砲撃を行い、同年9月に上陸したが陸戦で大きな犠牲を出し撤退した。英仏連合は兵力を増援したが、ロシアの守備隊は1855年の初頭に雪の中を脱出した。

この戦いではエフィム・プチャーチン総督がペトロパブロフスクの防衛にあたっていた。プチャーチンは日露和親条約を結ぶためアフリカ航路で日本へ向かっていた。途中、イギリスのプリマス港に停留。その時に英仏がロシアに宣戦布告していることを知り、すぐさま出航、セントヘレナ島・ケープタウン・セイロンなどで停留後、中立国であるスペイン領マニラ港に到着。そこで折悪くフランス海軍と遭遇したため急いで長崎港に行き、日露和親条約を締結している。 クリミア戦争は、直接的ではないが日本にも大きな影響を及ぼした。アメリカだけがこの時期ペリー提督を派遣して日本に対して砲艦外交をできたのは、この戦争によって欧州列強が日本を含めた東アジア地域にまで関心が及ばなかったからである。 なおこの戦争でフランスでは、政府の命令をうけてパリの天文台台長のルヴェリエという学者が暴風雨の研究を行いこれが今日の天気予報という学問のジャンルの起源になった。

戦争に関わった人物 [編集]
アルフレッド・ノーベル - 発明家。ロシア軍の機雷設置請負業で財を成した
アッバース・ヒルミー - エジプト総督。ムハンマド・アリーの孫でトルコ側に立って参戦
アントワーヌ=アンリ・ジョミニ - スイス人軍学者。開戦当時のロシアの軍事顧問
ジェームズ・スターリング - 英国海軍軍人。極東のロシア艦隊を攻撃するため来日し、江戸幕府にヴィクトリア女王の親書を渡す
フェルディナン・レセップス - トルコ側について参戦したために混乱したエジプトからスエズ運河の建設権を取得
ハインリッヒ・シュリーマン - 戦争のための補給物資を扱い、財を成す。その金を元にトロイ発掘を行う
パトリス・マクマオン - フランス外人部隊指揮官として参戦。後のフランス第三共和政の下で大統領を務める
フローレンス・ナイチンゲール - 看護婦として従軍。英国野戦病院で看護活動、「クリミアの天使」とも呼ばれた。
レフ・トルストイ - 将校として従軍。セバストポリ要塞の戦いに参加。従軍した体験を元に小説セバストポリ物語を執筆して国家的栄誉を得る。
エフィム・プチャーチン - ロシア海軍軍人。幕末に条約締結のため来日。
吉田松陰 - 幕末の思想家。長崎からの密航を計画したが、開戦によりロシア艦が予定より早く引き上げたため失敗して投獄
マイケル・ファラデー - イギリス人化学者。英国政府から化学兵器の作製を依頼されるが、拒否
アドルフ・エリク・ノルデンショルド - 学者、探検家。フィンランド大公国から追放されたが、1879年、地理学に名を残す北東航路の制覇を達成した
パーヴェル・ナヒーモフ - ロシア海軍司令官

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2009年03月31日

現役時代に所属していた三保ヶ関部屋

現役時代に所属していた三保ヶ関部屋には、既に師匠の長男であった増位山が部屋の後継者となることが暗黙の了解となっており、また、北の湖も自身の抜群の実績と人柄が評価され、現役引退後の三保ヶ関部屋からの独立と新部屋創設は規定路線とされていた。

当人やその周囲は、大坂相撲ゆかりで三保ヶ関とも縁のある年寄名跡小野川の襲名と小野川部屋再興の意向を持っていたが、現役時の実績から一代年寄「北の湖」を贈られ、これを受け入れ北の湖部屋を創設する。北の湖部屋は同じく一代年寄である大鵬幸喜の「大鵬部屋」(現在の大鵬相撲道場・大嶽部屋」と同じ江東区清澄二丁目に、50mほどの距離をおいて開かれ、地元住民によってこの両部屋が面する通りは「横綱通り」と呼び習わされた。

引退直後に師匠(先代三保ヶ関、元先代増位山)と父が1日違いで亡くなり、葬儀が同じ日に行われることになった。この時は部屋関係者が帰郷を勧める中、「(師匠は)自分にとっては親以上の恩人」と、親戚中に手紙を出して父の葬儀を欠席し師匠の葬儀への出席した。

師匠として6人の関取を輩出している。ただし番付は巌雄の前頭筆頭が最高で、2008年3月場所現在三役力士はまだ一人も育っていない。

日本相撲協会では引退の2年後に審判委員に抜擢されたのを皮切りに審判部副部長など監事、理事として要職を歴任し、2002年から2008年9月8日まで理事長を務めた(2005年の二子山事業部長死去後は翌年初場所まで事業部長兼務)。

日本相撲協会理事長として [編集]
理事長として、出羽海→境川理事長が実施した「年寄株貸借の禁止」という改革を取りやめ、旧に復した。また「協会自主興行巡業」も旧の勧進元制に復した。さらに、総合企画部の設置や広報部の強化によるファンサービスの充実を実施している。土俵の充実を目指し、幕内・十両の定員をそれぞれ東西1枚(2人)増員させた代わりに公傷制度を廃止したり、韓国・中国巡業など海外公演を実行に移した。

2006年2月より理事長3期目を迎えた。協会No.2の事業部長に二所ノ関一門の先輩理事を2期据えてきたが、3期目は同じ出羽海一門の武蔵川を事業部長にすることで、「攻め」の姿勢も見せている。また、勧進元制に復しながらも実績不振に陥っている巡業を強化するため、2期目まで監事2名だった巡業部副部長を契約推進担当(高田川親方)を含めた3名にして巡業部スタッフの強化をした。

2006年5月25日放送のフジテレビ『クイズ$ミリオネア』に息子の北斗潤と一緒に出演した(輪島も応援として出演していた)。

2006年12月末に小野川の年寄名跡を再取得した(現役時に一度取得したが、巌雄に譲っていた)が、現在は敷島勝盛に名跡を貸している。

2007年7月30日、一連の朝青龍バッシング騒動について、朝青龍と師匠の高砂親方から説明と謝罪を受ける。同年8月1日、朝青龍に対して二場所出場停止、4ヶ月自宅・部屋・病院以外で特別な事情がない限り外出を認めない謹慎、4ヶ月30%減俸の処分を下す。

2007年9月10日、東京相撲記者クラブ会友杉山邦博の相撲取材証を、北の湖敏満名義で没収した。2007年7月から続いていた横綱朝青龍の問題に関し、テレビ番組を通じて横綱朝青龍の謝罪を求め、間接的に日本相撲協会批判を展開したことが理由とされる。この件に関しては、東京相撲記者クラブが抗議し、他の報道機関からも「言論統制」と非難された。「会友」ではなく「相撲評論家」の肩書きだったのが問題だったとして、12日になって措置は撤回し取材証は返還した。しかし、これからは「記者クラブに一任した上で」としたが、これからも同じような没収をする可能性にも触れたため、記者クラブとは溝が深まった。

2008年2月、定例の役員選挙で出羽海一門代表として理事に再選、役員の互選により理事長に4選された。広報部長に九重(元・千代の富士)、審判部副部長に貴乃花を抜擢した。

在任中に相次ぐ逮捕・不祥事 [編集]
2007年7月、時津風部屋で序ノ口力士が時津風親方や兄弟子や親方から集団リンチを受けて死亡した時津風部屋力士暴行死事件が起きたことを受けて、文部科学省は日本相撲協会と北の湖理事長に対し、事件の経緯や隠蔽工作の有無などについての説明を求めた。

北の湖は9月29日に文科省を訪れ事件の経緯を説明するとともに、協会の管理に不備があったことを認め、協会を代表して渡海文科相に謝罪した。10月5日には時津風親方を解雇した。協会各部に対しては事件の真相究明と再発防止、そして過去に類似した事件がなかったかどうかについての調査を指示、さらに「再発防止検討委員会」を設置した。

2008年2月7日、元・双津竜(前・時津風親方)が愛知県警に傷害致死容疑で逮捕されたことを受け、就任したばかりの九重広報部長と伊勢ノ海総合企画部長を報告のために文部科学省に赴かせた事は、「なぜ理事長自らが文部科学省に行って報告しないのか」と批判を呼んだ。

2008年9月8日、ロシア人力士の大麻問題が世間の耳目を集める中で開催された日本相撲協会の臨時理事会において、理事長を辞任し、理事に降格。後任理事長には武蔵川晃偉理事(第57代横綱三重ノ海)が選出された。現在は大阪場所部長。[1][4][5]
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主な成績 [編集]
通算成績:951勝350敗107休 勝率.731
通算勝星951は歴代3位
幕内成績:804勝247敗107休 勝率.765
幕内勝星804は歴代2位
横綱成績:670勝156敗107休 勝率.811
横綱勝星670、横綱出場818(不戦敗除く)とも歴代1位
幕内在位:78場所
横綱在位:63場所(歴代1位)
大関在位:3場所
三役在位:4場所(関脇2場所、小結2場所)
連勝記録:32(1979年1月場所8日目~1979年5月場所9日目)
幕内連続勝ち越し記録:50場所(歴代1位・通算では武蔵丸の55場所に次いで歴代2位、1973年7月場所~1981年9月場所)
幕内連続2桁勝利記録:37場所(歴代1位、1975年9月場所~1981年9月場所)
幕内最高優勝:24回
全勝7回(歴代3位タイ)
同点5回、次点12回
年間最多勝:1974年(73勝17敗)、1975年(71勝19敗)、1977年(80勝10敗)、1978年(82勝8敗・当時新記録)、1979年、1980年(共に77勝13敗)、1981年(69勝15敗6休)
三賞:殊勲賞2回(1973年11月場所、1974年1月場所)、敢闘賞1回(1973年3月場所)
金星:1個(北の富士1個)
金星配給:53個(歴代1位)

2009年03月17日

保津峡

保津峡(ほづきょう)は、京都府亀岡市から京都市右京区嵐山の渡月橋に至る大堰川(保津川)の景勝地。保津川は渡月橋から桂川となる。府立保津峡自然公園に含まれる。

保津峡は江戸時代の1606年(慶長11年)に角倉了以が、丹波の産物を京都に運搬するために造った水路である。保津川は蛇行を繰り返す激流で大きな岩が無数にあったが、人力で引っ張ったり火薬を使って発破作業を行ったりしながら、高瀬舟の通れる水路を約5か月で完成させたという。それ以後、保津川は丹波と京を結ぶ産業水路として発展した。近世になって主要な運搬物であった木材の需要が減り、同時に鉄道網が発達すると舟運の役目は終え水路は廃れた。

保津川下り [編集]
景勝地である嵯峨・嵐山に近いことから観光化の道を進み、1885年(明治28年)に観光客を対象とした遊覧船による川下りが行われるようになった。この風流な保津川下りは夏目漱石の『虞美人草』を始め、水上勉、薄田泣菫、大町桂月、三島由紀夫など幾つもの文学作品に登場した。当時は、京都から人力車にのって老の坂を越え、篠町王子を経て保津川の亀岡盆地から保津峡への入り口にあたる山本浜(現在のトロッコ亀岡駅辺り)から乗船した。ルーマニア皇太子やイギリス皇太子などの賓客も興じたことから、王子から山本浜までの道のりは『異人道』と呼ばれた。

その後、川下りは大衆的なものとなり、また、乗船場もJR嵯峨野線亀岡駅近くに移された。1960年代は阪急電鉄が経営にあたっていたことがある(乗船場付近にある旧亀岡商工会館は「保津川観光会館」と名付けられた阪急の観光ホテルだった)。阪急が5年間で経営から撤退した後は保津川遊船企業組合が経営にあたっている。現在の保津川下りは、春のツツジ(亀岡市の花)や秋の紅葉などを楽しもうと、四季折々多くの観光客が訪れる。途中の景勝地には地蔵ヶ淵、小鮎の滝瀬、宮の下の瀬などの名所がある。
ダーラン サフィ サウンド サイド バング レウイ ルンペン レバノン ブラック シード バレー ソフトダ ロッシュ メロン シャーリ おおばなさ クリーン きゅうせき ケマン カイドウ くしびき ハーフ フェア ビリティ ユーエ モッツ ルヒル ヒューズ ライダー 幸福 リンクス マチン ユッケ スリラー YELLOW テレカ ゲート セッション 風の足跡 オンシ 艶姿 検索ジム バースト テレフ ハック プライ ダバード ワクシニア オーバ モンテ

かつては、一旦荷物を積んで川を下った高瀬舟は、人に曳かれて保津川を遡っていた。保津川の右岸には舟曳路が造られ、人夫が川に浮かべた船を曳きながらここを川上へ歩いていた。遊覧船もかつてはこの道を使い川を溯らせて亀岡まで戻していた。現在では、遊覧船を積んだトラックを国道9号線で見かけることができる。一方、船頭は嵯峨野線の嵯峨嵐山駅から亀岡・園部方面行きの電車で、“保津川を溯って”亀岡へ戻っている。

嵯峨野観光線・トロッコ列車 [編集]
保津峡で保津川下りと並んで有名なのが嵯峨野観光鉄道が運行している嵯峨野観光線のトロッコ列車である。保津峡を縫うように走り、景観に優れる。元々は山陰本線の旧線の一部で、嵯峨駅(現在は嵯峨嵐山駅と改名)から馬堀駅までの複線化に伴い、トンネル経由の新線に切り替えられたため、カーブが多く複線化も困難だった旧線は一旦廃線となったが、保津峡の優れた景観を惜しむ声も多かったため、それを活用するためにJR西日本の完全子会社の手により1991年から営業を開始以来、多くの観光客を集めている。

ラフティング [編集]
近年、主に若年層の間で人気を集めているのがラフティング(コマーシャルラフティング)による保津川下りである。保津川下りとほぼ同じコースをゴム製のラフト(ゴムボート)で下るラフティングは、一般的には観光川下りよりもスリルが味わえ、かつ「自分で操作する」という満足感を味わえるために人気が高まり、複数の業者が開催している。時間帯によっては観光川下りの舟よりもラフトの方が多いこともある。

2009年03月01日

ラーメン大帝らによってゴッドは倒され

ラーメン大帝らによってゴッドは倒され、バーコード星雲に平和が訪れた。それから時は流れ、今ではタイムマシンが実用化され、タイムトラベルが可能な時代となっていた。時間旅行者による歴史への悪影響を防ぐ為、4つの時代は歴史を固定する力を持つ宝石「レジスタストーン」で作られた鍵によって管理されていた。
しかしゴッドは悪魔的天才科学者「リサイクル博士」の手によって復活。ゴッドと博士は鍵を強奪し、歴史を自分達の支配するものへと書き換えるべく過去へとタイムスリップしていった。各時代の住人達は次々に洗脳され悪の手下と化し、バーコード星雲はゴッドの支配するブラック星雲へと変貌しようとしていた。マスターコンピュータ「マザー」によって星雲全土から呼び集められた6人の戦士達は、ゴッドらの魔の手から星雲を救うため、予備のレジスタストーンをタイムマシンに装着、彼等を追って過去へと向かった

カードソフト正伝1・2
ゴッドを倒した戦士達は、コンビニ暦20XX年においてリサイクル博士を追い詰め、彼の率いる「モンスター軍団」に勝利、元の時代へと帰還した。しかし戻ってきた彼等が見たものは、異次元からの侵略者「ダークバーコード星人」によって征服された星雲だった。博士がレジスタストーンの禁断のパワーを使いすぎた結果、彼等をこちらの世界へと招いてしまったのだ。バーコード星雲の存続を賭け、戦士達の新たな死闘が始まった。

カードソフト正伝3・4
ダークバーコード星人に勝利した戦士達。だが、リサイクル博士は再び逃亡してしまう。宇宙へと追撃に出た戦士達が見たものは、バーコード星雲へと突き進む巨大彗星の姿だった。このままでは星雲は消滅してしまう…。

登場キャラクター
主人公
ラーメン活武(-かっぷ)/超剣士ラーメン活武
めん一族の戦士。ラーメン大帝の孫で、「名刀ブタホタテドリ丸」という刀を愛用している。HPと攻撃力は6人の中で一番高いが、守備力は祖父同様最も低い。正伝2ではレジスタストーンと融合し「超剣士~」となるが、正伝3では彗星との衝突時に消息不明となる。正伝4では「特製ゴールドカード」として再カード化されるが、そこでシリーズ展開は終了した。
「英雄伝説」では非常に気の短い性格という設定で、事あるごとに仲間と衝突していた。一方、漫画「あっぱれ!バトラー隊」ではレギュラーの一人であり、「~でござる」という侍の様な喋り方をしていた。
ウーロンリー/超龍ウーロンリー/ウーロンリーZ(ぜっと)
ドリンク一族の戦士。ウーロンチャンの甥で、「コードレスひょいにょい棒」という武器を持つ。能力は戦士3人の中ではバランス型。正伝2ではレジスタストーンと融合し「超龍~」となる。正伝3では羅王ケインの力でアーマーを瞬間パワーアップさせ「~Z」へと変化、ゼナとの戦いに身を投じた。
漫画「英雄伝説」「バトラー隊」の双方で主人公として扱われている。また、ボードゲーム版でも主人公の1人となっている。
マックスフライ/ガンファイター・マックス
食品一族の戦士。「バーガーセットライフル」という銃を持つガンマン。荒れ果てた瓦礫の山での戦いを得意とする。能力は戦士3人の中では守備力が最も高く、攻撃力は最も低い。正伝2ではレジスタストーンと融合し「ガンファイター~」となる。正伝3では彗星衝突時に消息不明となる。
「英雄伝説」ではウーロンリーの幼馴染という設定。陽気な性格だが銃の腕は確か。右太腿内部に銃を内蔵している。帽子の下は禿頭である。「バトラー隊」ではキザな性格だが、レギュラーではないため出番も少ない。
バーモンドクリフ/超騎士バーモンドクリフ
華麗一族の魔法使い。ボン華麗の息子で、やはり速攻を得意とする。「フクジンサーベル」という剣を持ち、「シルバーフォーク」という銀色の鳥を連れている。HPは魔法使い3人の中で最も高い。また、ボードゲーム版でも主人公の1人となっている。叔父に「バーモントクリフ」、妹に「華麗妖美」がいるが、二人とも洗脳されて敵として登場する。別冊コロコロコミックの記事によるとドリンク一族の「レモン娘しずく」とは親同士が決めた婚約者だが、仲はうまくいっていないらしい。正伝2ではレジスタストーンと融合し「超騎士~」となるが、やはり正伝3で消息不明となった。
「英雄伝説」ではラーメン活武の相棒。冷静な性格で仲間達のフォロー役を務めていた。なお、この作品ではしずくとは面識は無かった模様。戦いの後、仲睦まじくしているシーンはある。「バトラー隊」では捻くれた性格で、マックスフライ同様出番は少ない。
プリンセスグミー/超麗人プリンセスグミー
食品一族の魔法使い。ヘラクレス幼稚園もも組に所属する幼稚園児。「ホワイトタイガー」というライオン(名前はタイガーだが、ライオンである)を駆って戦う。守備力は6人中最高だが、攻撃力は最低。正伝2ではレジスタストーンと融合し「超麗人~」となるが、やはり正伝3で消息不明となった。
「英雄伝説」ではマックスフライの相棒。一人称は「あたい」でガラが悪く、ゴッドからも下品だとバカにされていた。暇さえあればオモチャで遊んでいるが、子供扱いされると激怒して大暴れを始める。「バトラー隊」ではサンマート星ヘラクレス王国の王女であり「ですぅ」口調。ウーロンリーに気があるらしく「リーさま」と呼んでいた。
中華妖舞(ちゅうかようまい)/中華妖舞R(りん)
めん一族の魔法使い。「高級鳴刀」という忍刀と2本の手裏剣を持つ、くの一。魔法使い3人の中で攻撃力は最高、守備力は最低。正伝2ではレジスタストーンと融合し「超忍~」となる。正伝3ではウーロンリー同様羅王ケインの力でアーマーを瞬間パワーアップさせ「~R」となり、ゼナとの戦いに身を投じた。
漫画では2作ともレギュラーで、ウーロンリーの相棒。彼に気があるらしい素振りを見せていた。
チャーシューファン
食品一族の戦士。前作におけるチャーハン帝と同じ、プロモーションカードのキャラクター。ウーロンリーとは従兄弟同士で、同じ師匠の元で学んだ仲でもある。カードは合体も可能。ボードゲーム版の主人公の1人でもある。相関図によると、中華妖舞とは恋人同士とのこと。
デンターラ
雑貨一族の魔法使い。チャーシューファン同様、プロモーションカードのキャラクター。プリンセスグミーの祖父で、合体も可能。やはりボードゲーム版の主人公の一人でもある。
デスチューハイカーン/メガデスチューハイカーン/新生メガデスチューハイカーン/スーパーチューハイカーン
酒乱一賊。リサイクル博士がレジスタストーンの禁断の力によって「負の世界」から呼び寄せた存在で、全宇宙征服を狙うダークバーコード星人の支配者。「ハイリーキ斧」という武器を持つ。20XX年での戦いでモンスター軍団を率いて現れるが戦士達に倒され、「メガ~」となって復活、バーコード星雲全土を征服し歴史を変えてしまった。再び倒されるが今度は「新生~」となってまたも復活。クローン軍団を従えて襲い来るが、三度倒される。その時レジスタストーンが輝き、彼は聖戦士「スーパーチューハイカーン」へと転生した。彼もまた、ストーンに選ばれた勇者だったのだ。生まれ変わった彼は、ウーロンリーZらと共に、新たなる敵ゼナに戦いを挑む。なお、前作に登場したチューハイカーンとの関係は不明。
「英雄伝説」ではリサイクル博士に洗脳されていた人物で、レジスタストーンの原石に触れた事で正気に戻った(ただし記憶は失われていた)。羅王ケインから「スーパー~」の名を与えられ、彼等と共に戦うが、バイオレンス・ゼナの一撃を受けて倒れた。「バトラー隊」では帝王ゴッドサンダーの体内から「メガ~」の姿で出現、最後の敵となる。
羅王ケイン(らおう-)
食品一族の僧侶。正伝3で登場。かつて母星をゼナの彗星に破壊され、ゼナを倒すべく彗星に潜入していた。宇宙に投げ出されたウーロンリー、中華妖舞、スーパーチューハイカーンを救い、彼等と共にゼナに挑む。
「英雄伝説」ではバイオレンス・ゼナの弱点を調べあげていたが、その一撃を食らい、ウーロンリーZに後を託して倒れた。

主な味方キャラクター
情報師ガデン
バーコード星雲の長老。種族は不明。II本体付属の「情報カード」と呼ばれるアイテムカードで、C1モードで入力するとクリアに必要な「鍵」を持つ敵が表示される。正伝1ではダークバーコード星人に征服された星雲を見て呆然とする主人公達の前に現れ、真相を語った。
「英雄伝説」ではレジスタンスの幹部として登場。主人公達とは面識が無かったという設定。なお本誌掲載時は名前が「ガテラ」と表記されていたが、単行本では修正されている。「バトラー隊」ではウーロンリー・ラーメン活武・中華妖舞の後見人的存在として登場。

主な敵キャラクター
帝王ゴッド
前作で倒されたが、リサイクル博士の手によって影武者共々復活した。それぞれが各時代に「ゴッドステーション」という要塞を築いている。C1モードにおける、各ステージのボスに当たる。名前はステージ1から順に、「帝王ゴッドカーメン(元は暗黒帝王ゴッド)」「帝王ゴッドサンダー(元は巨大コンピューターゴッド)」「帝王ゴッドヒットラー(元はロボゴッド)」「帝王ゴッドRX-CT7000(元は双頭モンスターゴッド)」。
ゲーム「バーコードワールド」では要塞戦艦軍を送り込んでバーコード星雲を征服し、強大な「ネオ・ゴッド帝国」を築き上げた。
「英雄伝説」では「カーメン」と「RX~」のみ登場。なぜか後者はリサイクル博士に復活させられる前から、今の姿だった。
リサイクル博士
種族不明。元はリサイクル研究所という研究所の所長だったが、ゴッドを蘇らせ星雲の支配を企んだ。ゴッドを上回る戦闘力を持った戦車型マシン「ビームロリータ号」を駆る。本体付属のボスカードで、倒せばゲームクリアとなる。正伝1では、ダークバーコード星人に星雲を売り渡した張本人としてお尋ね者となっていた。星人達が倒された後、再び宇宙へと逃亡。最終的な決着は描かれないまま商品展開は終了した。なお、ゼナ一味との関係は不明である。
「バーコードワールド」では10年前に星雲から追放された狂気の科学者であり、ゴッドを裏から操っていた存在とされた。
「英雄伝説」ではゼナの配下であり、彼にレジスタストーン原石を届けようとするが、制御不能のストーンなど受け入れられないと言われ、見殺しにされる形で要塞の爆発に巻き込まれ、それが最後の登場シーンとなった。
ゼナ
謎の巨大彗星を操る超生命体で、「ゼナ・ドリンク賊」に属している。彗星で惑星を破壊してはその星のエネルギーを吸収してきた。かつて羅王ケインの故郷も滅ぼしている。正伝3のボス「地上破壊神ゼナ・バスター」と4のボス「地中破壊神ゼナ・マグマ」の2体が登場している。
「英雄伝説」では「バイオレンス・ゼナ」という名前であり、外見がまったく異なっていた。

コンビニウォーズ外伝 魔封の覇者
概要・世界観
バトラーII専用カードソフトとして1992年夏に各780円で発売されたシリーズで、全3巻(各カード31枚セット)。同じカードソフトの「正伝」シリーズより先に世に出た。本体付属カードのストーリーとは異なる世界を舞台としている。主人公達は正伝とは「同名の別人」という扱い。敵キャラクターは、ボスキャラ以外は本体のC1モードの敵キャラからの流用で、一部名前が変更されている者もいる。
物語の舞台は、「平和を司る守護神レジータによってバーコードで管理される世界」とされており、特に世界名は設定されていない。コンビニ国・サンマート国・聖ユウ国という3つの国の存在が確認されている。
なお外伝1・2のカードは、後にそれぞれホワイトカードを加えた上で11枚ずつ分割されて、コンビニエンスストアなどで販売された。

ストーリー
太古の昔、守護神レジータによってバーコードで管理される世界があった。人々は平和に暮らしていたが、ある時「コンビニ国」で、黒魔術師の王パノラマンダーが反乱を起こした。パノラマンダーはレジータに死睡の魔法をかけて深い眠りにつかせ、3つの「魔封の秘宝」を強奪したのだ。彼は「大重神コピーダ」を復活させ、その力を利用して世界を支配するつもりだ。
「サンマート国」の王・ファラオは、世界各地から6人の勇者を呼び集め、パノラマンダー打倒を命じた。かくして勇者達とパノラマンダー一味との戦いの火蓋は切って落とされた。

登場キャラクター
主人公
龍神ウーロンリー(どらごんきんぐ-)
ドリンク一族の戦士で、外伝1の主人公。「飲茶魔剣」と「流水刀」という武器を愛用。プリンセスグミーのよき理解者でもある。
「バトラー隊」ではウーロンリーのパワーアップ形態として登場。
聖闘士バーモンドクリフ(せいんと-)
華麗一族の魔法使いで、ウーロンリーの相棒。「ブイヨンサーベル」という剣を持つ。女性に甘い性格で、女の敵キャラとの戦いでは苦戦するよう設定されている。敵の「バーモントクリフ」は正伝同様叔父だが、「華麗妖美」との関係は不明。正伝同様銀色の鳥も連れているが、その名前は不明である。
魔剣士活武(まけんしかっぷ)
めん一族の戦士で、外伝2の主人公。「スーパーカップ丸」という刀が武器。
「バトラー隊」ではラーメン活武のパワーアップ形態として登場。また、分割販売版ではカードがプリズム仕様に変更されていた。
麗剣士プリンセスグミー(れいけんし-)
食品一族の魔法使いで、活武の相棒。「スパゲッチ剣」という武器を持つ。正伝同様メカライオンを駆るが、その名前は不明(正伝と違い、色は黄色)。やはり分割販売版ではカードがプリズム仕様に変更されていた。
G・Mマックスフライ(ガンマン-)
食品一族の戦士で、外伝3の主人公。「ハッシュド銃」という武器を持つ。
烈亭中華妖舞(レディーちゅうかようまい)
めん一族の魔法使いで、マックスフライの相棒。「うまに八宝手裏剣」という武器を持つ。気性が激しく、活武と喧嘩ばかりしているという。
「バトラー隊」では中華妖舞のパワーアップ形態として登場。
メイン フェムト ブレンダー オーダ ジャッキ プロデ ハンド ヨーグルト ひょう リゾット しゅうばつ メーター ダンク デマンド サイトゲ バオアン アコウ カーレ アオイル カーネル モルヒ スター メトロ アシカ センチュリー カルーセル サラダ キャメ バック レイヤー 笑い話 風の子 リットル オジギソ りゅうら 宝石箱 ダンス ウンディー リベット アウテ ビー ジャケブル イバナ バタフラ いもがゆ トラックク レース バズーカ コリドー ブレーク

主な敵キャラクター
白魔術王ホカロンダー
極悪3兄弟の末弟にして外伝1のボス。彼等兄弟は、全員種族が不明。魔封の秘宝の1つ「炎の十字架」を持ち、聖ユウ国を襲撃した。
古魔術王グロンサンダー
極悪3兄弟の次男にして外伝2のボス。兄弟一の暴れ者で、弟のホカロンダーが倒された事に激怒し、配下の「魔邪軍団」を率いてサンマート国を攻撃した。秘宝の一つ「解呪の水ガメ」を持つ。
大重神コピーダ(だいじゅうしんこぴーだ)
雑貨一賊。外伝3の敵キャラクター。パノラマンダーによって復活した邪悪な巨大神で、バーコードを偽造する能力を持つ。
黒魔術王パノラマンダー
極悪3兄弟の長男にして外伝3のボス。秘宝の一つ「復活の土偶」を持ち、コンビニ国の地下神殿に立てこもっていた。コピーダの力で偽バーコードを造り、管理システムを混乱させて世界を支配しようと企む。

2009年02月11日

轆轤首(ろくろくび、ろくろっくび)

轆轤首(ろくろくび、ろくろっくび)は、日本の妖怪の一種。大別して、首が伸びるものと、首が抜け頭部が自由に飛行するものの2種が存在する。
レイアグト シアー リトル インジゴ マテハン トリプシン 万木かぶ ストロボ あんず ミング ローカル シャボン アーチ トミート スケー りゅう バーバー テンニン 対策いな パスタ 世界の橋 トレッ パレット レセル イスト トワイライ スター マカロ フォト はつとら ローン ザコン こくちょ ミシシ ミート ブーイ ディティ メルヘ ダウンタ バイフォー ゼット 発酵SEO フェムトセル 夕焼けの丘 サンテ ドリア ノーサイド タギング オミット オプシン

特徴
いずれも外見上は普通の人間とほとんど変わらない。首が伸びるタイプはろくろを回して陶器を作る際に粘土が長く伸びるように、異常に長く伸び縮みする首を持つ。このろくろ首は夜になると首を伸ばして、屋内にある行灯の油を好んで舐めるかまたは人間や他の生物の精気を吸い取るとされる。江戸時代以降、見世物小屋やお化け屋敷の定番的な存在となっている。ろくろ首の名称は、妖怪研究家・多田克己によれば長く伸びた首が井戸のろくろ(重量物を引き上げる滑車[1])に似ていることが由来とされ、推理作家・阿部主計によれば、傘のろくろ(傘の開閉に用いる仕掛け[1])を上げるに従って傘の柄が長く見えることが由来とされる[2]。 首長族の女性が使用する首輪と、陶芸で利用するろくろ(回転台座)の形状の一致を指摘する説もある[要出典]。

香川県大川郡長尾町多和村(現・さぬき市)の伝承では、首に輪のような痣のある女性はろくろ首だという。肥後国(現・熊本県)のしころ村では、絶岸和尚という僧が宿に泊まったところ、夜に宿の女房の首が抜けて飛んでいるのを目撃し、次の日に元に戻った女を見ると、首の周りに筋があったという[3]。

江戸時代の学者・山岡元隣は中国の書物に記されたいくつかの例をあげ、「こうしたことは昔から南蛮ではよく見られたことで天地の造化には限りなく、くらげに目がないなど一通りの常識では計り難く、都では聞かぬことであり、すべて怪しいことは遠国にあることである」と言う[4]。

基本的に女性であることが多いが、江戸時代の随筆『蕉斎筆記』には男の抜け首の話がある。ある寺の住職が夜寝ていると、胸の辺りに人の頭がやって来たので、それを手にして投げつけると、どこかへ行ってしまった。翌朝、寺の下男が暇を乞うたので、訳を聞くと「昨晩、首が参りませんでしたか」と言う。来たと答えると「私には抜け首の病気があるのです。これ以上は奉公に差し支えます」と、故郷の下総国へ帰って行った。下総国にはこの抜け首の病気が多かったとされる[5]。

ろくろ首を妖怪ではなく一種の異常体質の人間とする説もあり、伴蒿蹊による江戸時代の随筆『閑田耕筆』では、新吉原のある芸者の首が寝ている間に伸びたという話を挙げ、眠ることで心が緩むと首が伸びる体質だろうと述べている[6]。

抜け首は魂が肉体から抜けたもの(離魂病)とする説もある。橘春暉による江戸時代の随筆『北窻瑣談』では抜け首と同様、寛政元年に越前国(現・福井県)のある家に務めている下女が、眠っている間に枕元に首だけが枕元を転がって動いていた話を挙げ、実際に首だけが胴を離れるわけはなく、魂が体を離れて首の形を形作っていると説明している[6][7]。

岐阜県の明智町と岩村の間の旧街道に現れたとされるろくろ首は、蛇が化けたものだったという。

首が胴体から離れるタイプのろくろ首は、中国の妖怪「飛頭蛮」(ひとうばん、頭が胴体から離れて浮遊する妖怪)に由来するとも言われており[3]、小泉八雲の作品『ろくろ首』にはこのいわゆる抜け首が登場する。この首が抜けるタイプのろくろ首は、夜間に人間などを襲い、血を吸うなどの悪さをするとされるが、首の抜けている間に胴体を隠すことで退治できると言われる。耳を翼のように使って空を飛び、虫を食べるという話もある[9]。また、首の回りの筋という前述の特徴も中国の飛頭蛮と共通する[3]。また同様に中国には「落頭」(らくとう)と言う妖怪も伝わっており、首が胴体からスポッと抜けて飛び回り、首が飛び回っている間は布団の中には胴体だけが残っている状態になる。三国時代の呉の将軍・朱垣(しゅかん)が雇った女中がこの落頭だったと言う話が伝わっている。耳を翼にして飛ぶと言う。また秦の頃には南方に「落頭民」(らくとうみん)と言われる部族民がおり、その人々は首だけを飛ばすことができたと言う[10]。また東南アジアではボルネオ島に「ポンティ・アナ」、マレーシアに「ペナンガラン」という、頭部に臓物がついてくる形で体から抜け出て、浮遊するというものである伝承がある[3]。妖怪研究家・多田克己は、日本が室町時代から安土桃山時代にかけて南中国や東南アジアと貿易していた頃、これらの伝承が海外から日本へ伝来し、後に江戸時代に鎖国が行われたことから、日本独自の首の伸びる妖怪「ろくろ首」の伝承が生まれたものとみている[3]。

また、南米のチョンチョンも、人間の頭だけが空を飛び回るという姿をしており、人の魂を吸い取るとされる。

ろくろ首の「実話」の信憑性
首だけが胴体を離れて飛び回るタイプは論外として、「寝ている間に人間の首が伸びる」と言う話は江戸時代以降『武野俗談』『閑田耕筆』『夜窓鬼談』などの文献に「実話」としてたびたび登場する。しかし言うまでもなく、これらの話は興味本位に書かれたものであり、科学的な検証に堪えうるものではない。

但しヒトの首は種々の要因によって数センチから数十センチ伸びる場合がある。健康な生体では主に慢性的な肩骨から肋骨の下垂によって引き起こされ、実際には頚椎の伸長は見られないものの、首が著しく長い外見を示す(タイやミャンマーの首長族などに見られるほか、長期的に重い荷物を背負う労役者にも散見される)。同様の現象は一時的な衝撃によっても瞬間的に引き起こされる[11]。いずれも首より肩に関わる現象であり、実際に頚椎が伸びる場合は、頚椎脱臼や頚髄離断などを引き起こし、即死に至ることが殆どである[12]。

上記はいずれも生体の場合であるが、縊死した場合、脱力ならびに過大な下方への負荷によって同様の現象が起こり、数センチから数十センチの伸長が確認される。一般的に頚髄離断は稀であるが、放置が長期に及び腐敗した場合は、首から下の軟部組織が脱落し、いよいよろくろ首様観を呈する[12]。

一方、実際に首が伸びるのではなく、「本人が首が伸びたように感じる」、あるいは「他の人がその人の首が飛んでいるような幻覚を見る」という状況であったと考えると、いくつかの疾患の可能性が考えられる[13][14]。例えば片頭痛発作には稀に体感幻覚という症状を合併することがあるが、これは自分の体やその一部が延びたり縮んだりするように感じるもので、例として良くルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」があげられる(不思議の国のアリス症候群)。この本の初版には、片頭痛持ちでもあったキャロル自らの挿絵で、首だけが異様に伸びたアリスの姿が描かれている[13]。(ただし後の版や、ディズニーのアニメでは体全体が大きくなっているように描かれている)一方、ナルコレプシーに良く合併する入眠時幻覚では、患者は突然眠りに落ちると同時に鮮明な夢を見るが、このときに知人の首が浮遊しているような幻覚をみた人の例の報告がある[15]。片頭痛発作は女性に多く、首の伸びるろくろ首の記録の殆どが女性であることを考えると、これは片頭痛発作に伴う体感幻覚の患者さんだったのかもしれない。また、首の浮遊するろくろ首の例の報告はその殆どが睡眠中に認められていることから、通常の人が体験した入眠時幻覚であったのかもしれない。

ろくろ首の描かれ方
ろくろ首は新吉原などの話などからおいらん遊女として描かれる場合が多いが、小泉八雲の怪談では、もとは都人(みやこびと)で今は深山で木こりをしている一族、と見せかけて旅人を食い殺す、という設定で描かれている。{{要出典範囲| この作品のろくろ首は、いわゆる飛首系である。 飛首系には、寝ている(首だけが飛び回っている)ときに、本体を移動すると元に戻らなくなるという奇妙な弱点がある。 首長族の女性を就寝中に首輪(1~4㎏)を装着したまま不用意に移動させると、頚椎を損傷し死亡する場合がある。このような実際の事例が変化したものと考えられる。[要出典]

ろくろ首が登場する作品
『うしおととら』(生首だけで飛ぶ妖怪「飛頭蛮」として登場し、人間たちを次々と食い殺したが、最後は1匹残らずうしおととらに退治された)
『怪談』中の『ろくろ首』(小泉八雲)
『学校の怪談2』:舞台となる廃校の校長先生の姿で登場。校長室から懐中時計を盗んだ男を首を伸ばして追いかけていた。演じているのは、岸田今日子。
『ギャグマンガ日和』:本作の大江戸妖怪日和にて登場。詳しくは、ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系)を参照。
『ゲゲゲの鬼太郎』:ゲゲゲの鬼太郎の登場人物#その他の仲間妖怪を参照。
『地獄先生ぬ〜べ〜』:主要人物の一人・細川美樹がろくろ首(の様な能力を持つ人間)。幽体離脱の不完全によって首から上の幽体が、寝ている間に移動する現象とされる。また、飛頭蛮が登場する話もある。
『創竜伝』:四人姉妹の極東地区総支配人として、処分されたタウンゼントの後任に就いた東洋人。その正体は、内臓をぶら下げた首が体から抜け出して空を飛び回る「ポンティアナ」であり、自分の腸を敵の首に巻きつけて絞め殺し血を啜る。
『忍者戦隊カクレンジャー』:第2話に登場。最後はカッパと共に倒される。
『ぬらりひょんの孫』:主要人物の一人「首無し」。常に胴体と頭が離れている抜け首の青年。
『妖怪大戦争』:三輪明日美が咳をすると首が落ちるという新しいアイディアで好演。
『妖怪百物語』:主要人物の一人
『妖魔夜行』:第2シリーズ「百鬼夜翔」に登場する名執桐子は、父が抜け首で母がろくろ首であり、首を伸ばすことも外すことも可能。
『Rance5D』(アダルトゲーム):主人公・ランスに口説かれる「海苔子」が実はろくろ首。

2009年01月24日

地球連邦軍(ロンド・ベル)


チモール ジョリティ ジルバ マンボ サーチガム ロズウ いととく ペクトル オフロ スマトラ ネック ショルダ バンジョ キャリア ハマユ タッグ ユーコン JAPAN いちにいさん 天徳 バキュ バンパイア コンヒ ナビミット ツツジ コート おおだま マングース ビーバー ホルダー しょく コチュカル パラペ フレー ビエンナ フリー ライス 王の行進 マイクラ レジス サンセ ドラマ オール ビショ きたひろ ナンプレ クロス マモモ モノク リュート
アムロ・レイ
声:古谷徹
本作での階級は大尉で、ロンド・ベルのモビルスーツ隊隊長として登場。リ・ガズィやνガンダムを駆り、一年戦争以来の宿敵・シャアとの決着をつけるべくネオ・ジオンとの戦いに挑む。
アムロ・レイを参照

ブライト・ノア
声:鈴置洋孝
本作ではロンド・ベル旗艦ラー・カイラム艦長兼部隊司令にして大佐。一年戦争を通じて戦友となったアムロと共にシャア率いるネオ・ジオンと戦う。決戦前には息子のハサウェイに遺書を書かせ、軍人としての生き方を示した。
ブライト・ノアを参照

チェーン・アギ
声:弥生みつき、折笠富美子(SDガンダム GGENERATION SPIRITSほか)
ロンド・ベル所属の技術士官で階級は准尉。νガンダムの開発をサポートするため、アナハイム・エレクトロニクス社へ出向する。メカニックマンのほかに、ラー・カイラムの砲座の機銃でレズンのギラ・ドーガを撃墜したり、ある程度のMSの操縦をするなど行動的な女性ではあるが、朴訥な面もある。また、アムロに対して好意を寄せており、公私にわたってサポートするが、同じくアムロに惹かれていたクェスにとっては嫌な女に映っていたようで、彼女がネオ・ジオンへと走る要因を作ってしまう。
νガンダム完成後、サイコ・フレームの信頼性を気にしており、またオクトバーの情報により、サイコ・フレームがネオ・ジオンから提供された技術である事実を知ると、その調査のためにT字型のサンプルを持ち歩くようになる。そして、戦線が膠着すると、νガンダムに搭載されたサイコ・フレームが有効に機能するようアムロに加勢するため、大破したリ・ガズィに乗り込み出撃する。
戦闘中、ハサウェイの意識を感じ取り、彼の元へと向かうが、そこでクェスの乗るα・アジールと遭遇する。この際、メガ粒子砲の直撃を受けるがサイコ・フレームの力らしきものが働き、これを弾じいている。自分に向けられる敵意と彼女の危険性を知ったチェーンは、ハサウェイを説得しながらα・アジールの撃墜を試み、リ・ガズィが放つ1発のグレネード弾はα・アジールに命中しクェス共々撃墜してしまう。
ハサウェイは逆上し、乗っていたジェガンのビームライフルをチェーンに向けて乱射。これにより帰らぬ人となった。この時に機体が爆散した際の光は、サイコ・フレームが宇宙に飛び散った輝きとみられ、νガンダムのサイコ・フレームの共振を呼び起こす媒体となり、彼女の望みであったアムロの助けへと繋がった。
なお、本来はアムロの恋人役は『機動戦士Ζガンダム』同様ベルトーチカ・イルマになる予定だったが、映画スタッフの意見により彼女の登場となった経緯がある。
小説版逆襲のシャアの一つ、『ベルトーチカ・チルドレン』では恋人役はベルトーチカの為、ただのメカニックウーマンとなっている他、死ぬ事も無い。
ケーラ・スゥ
声:安達忍
ロンド・ベル隊の女性モビルスーツパイロット。階級は中尉。アムロ指揮下のモビルスーツ隊では、アムロに次ぐ実力の持ち主であり、よく先鋒をつとめていた。
戦闘での勇敢さと優しさを持ち合わせた女性で、チーフメカニックであるアストナージと恋人同士であった。
アムロがνガンダムに搭乗してからは、リ・ガズィを譲り受けた。アクシズを破壊する為に出撃した彼女は、アクシズ破壊に固執するあまり、ギュネイのヤクト・ドーガに捕まり、ヤクト・ドーガの手で握り潰されて戦死した。好物はサラダで、戦闘後にアストナージとサラダを食べる約束をしていた。
アストナージ・メドッソ
声:広森信吾(現:拡森信吾)
『機動戦士Zガンダム』で登場して以来、ブライトが艦長を務める艦に主要メカニックマンとして搭乗している。本作ではラー・カイラムのMSの整備を行っており、MSパイロットを陰で支える縁の下の力持ち的存在。ケーラと恋仲になるも、彼女をこの戦いで失い、自らも命を落としてしまう。
アストナージ・メドッソを参照

アンナ・ハナン
声:丸尾知子
アストナージの同僚。『Ζガンダム』、『ガンダムΖΖ』に引き続き本作にも登場し、彼と同じく3作連続の登場となる。
機動戦士Ζガンダムの登場人物#アンナ・ハンナを参照

トゥース
声:戸谷公次
ラー・カイラムの戦術士官
メラン
声:石塚運昇
ラーカイラムの副艦長。ハサウェイの遺書を受け取った。

ネオ・ジオン
シャア・アズナブル
声:池田秀一
『Ζガンダム』におけるグリプス戦役終盤で行方不明となったが、本作では新生ネオ・ジオンの総帥として再び歴史の表舞台に登場。少数精鋭による新生ネオ・ジオン軍を結成して連邦政府に宣戦布告を行う。アムロと最後の決着をつけるべく、ファンネル搭載MS・サザビーを駆る。
シャア・アズナブルを参照

ナナイ・ミゲル
声:榊原良子
ネオ・ジオンのニュータイプ研究所所長にして戦術士官。軍事では参謀として、私的な場では恋人として、シャアを公私にわたってサポートする。彼が連れてきたクェスとは折り合いが悪く、何かとその相手をするシャアに苛立ちを見せることも。
ナナイ・ミゲルを参照

クェス・パラヤ(クェス・エア)
声:川村万梨阿
天真爛漫な少女で、地球連邦軍高官・アデナウアーの娘。クェス・エアはそれを隠すためにシャアがつけた偽名である。アムロやハサウェイと出会い、アムロに惹かれていくが、彼らと訪れたロンデニオンでシャアと出会う。シャアの呼びかけに応じてネオ・ジオン側に身を寄せた彼女はニュータイプ専用MSヤクト・ドーガやα・アジールを与えられ、その高いニュータイプ能力を次第に開花させていく。
クェス・パラヤ

ギュネイ・ガス
声:山寺宏一
ナナイが所長を務めるニュータイプ研究所出身の強化人間で階級は准尉。ヤクト・ドーガのパイロットであり、ロンデニオンではシャアの護衛を務め、ホビー・ハイザックでシャアの送迎を行った。
強化人間では珍しく精神的に安定している点が大きな特徴で、むしろ歳相応の健康な若者に多く見られがちな血の気の多さの方が目に付く人物である。ギュネイの様子をみて強化人間特有の精神的不安定さを懸念したネオ・ジオン高官の発言に対し、シャアは「若いのさ」と答えている。
クェスに当初は迷惑していたものの、ヤクト・ドーガの試験飛行でファンネルを上手く使う等の要素から本物のニュータイプとして認め、惹かれはじめていく。しかし、クェスはシャアに興味を持ち、ギュネイのアプローチに全く答えなかった。
クェスに苛立ったギュネイは、シャアを超え、クェスを振り向かせるという極端な考えを抱くようになっていく。そして、その証明の為にアムロの打倒とνガンダムの獲得に固執していく。核ミサイルからアクシズを防衛する為に出撃したギュネイは、ケーラを人質にとり、アムロに投降とνガンダムの放棄を迫る。アムロはフィン・ファンネルを外したが、ただの放熱板を外しただけと勘違いしたギュネイは部下にアムロを殺せと命じ、その衝撃でフィン・ファンネルが過剰反応を起こす。それに怒ったギュネイは、ケーラをヤクト・ドーガの手で殺害し、アムロの反撃に押され、撤退する。
アクシズ落とし実行の際にクェスのα・アジールと共に出撃。功を焦ったギュネイは、νガンダムの動きに一瞬惑わされ、真上からビームライフルの直撃を受けて機体は爆発、戦死した。クェスは仲間の死に若干困惑したものの、大事な異性を失ったという意味の涙を流すことはなかった。
レズン・シュナイダー
声:伊倉一恵
新生ネオ・ジオンのモビルスーツ隊長で階級は少尉。ケーラとはその立場上、ライバル関係にあるといえる。青いカスタムカラーのギラ・ドーガを駆り、戦場に入れば好き勝手やっていた。また、強化人間やニュータイプといった類を一切信用していない。カッとなり易く、クェスの挑発にスパナを投げたりもしていた。
シャアの陽動作戦に参加した際、サイコフレームを抱えるチェーンのラー・カイラムの機銃を受け撃破される。
カイザス・M・バイヤー
声:村松康雄
ホルスト・ハーネス
声:池田勝
ライル
声:曽我部和恭
レウルーラの艦長。階級は中佐。
グラーブ・ガス
声:松本保典(角川カセット文庫版)
小説版『ベルトーチカ・チルドレン』でギュネイと同じ役回りで登場している。乗機はサイコ・ギラ・ドーガ(作中では「サイコ・ドーガ」と表記されているが、α・アジールのベースとなったNZ-222 サイコ・ドーガとは別の機体である)。

2009年01月17日

一千一秒物語

一千一秒物語(いっせんいちびょうものがたり)とは、稲垣足穂の小説。掌編集の形をとる。

「一千一秒物語」は稲垣足穂が17歳頃から書き始めた掌編群であり、作家として活動する以前の1921年、佐藤春夫に送った原稿も「一千一秒物語」の原型である。

合計200編ほどが書かれたが、1923年、金星堂より単行本『一千一秒物語』を刊行する際、68編を自選。1957年には70編に改訂されている。
約束の橋 チーム 赤ずきん リコニー エジンバラ さくもん コモドド モスリン べにえび エンジン オーリ センデ ジーピー シーアイ マンサク ジュエリー トニック チューナー マンデート シャン だいろ 一千一秒 大人の生活 スキーム エイハラ スラロー ロータリー ティズム シンボル オヤマ ファシリ センタ テラコッタ センシ ツール モチーフ ギョリュ モジュ 中仙道 ひわき ジャッカル ケミストリー ローズウッド トークン 一字千金 地上の星 キャップ リーフ マナスル オーソラ


稲垣足穂の小説のうちで、もっとも著名なもののひとつであり、現在は新潮文庫やちくま文庫におさめられている。また、絵本になったこともある。「こののちの私の作はすべて、一千一秒物語の註である」という意味のことをも、足穂本人に言わしめた。
掌編群よりなるみじかい小説であり、お月様、流星、シガレット、等が頻繁に登場する。ストーリーはおしなべてファンタスティックであり、坂道でポケットからじぶんをおとしてしまった、等、現実ばなれしたものも多い。物語のなかには、足穂がのちにもおなじテーマを繰り返して小説に書いたものがいくつもあり、登場する小道具もこののちの足穂の小説に繰り返して用いられるので、「一千一秒物語」は稲垣足穂の小説の原型をなすものと言える。1920年頃という昔に書かれたものとは思えないくらいの、モダンで硬質な文章も特徴であり、そのため、もともとは旧字旧かなで書かれていたことが信じられないという人もある。

1957年改訂後の70編は以下の通り。

月から出た人
星をひろった話
投石事件
流星と格闘した話
ハーモニカを盗まれた話
ある夜倉庫のかげで聞いた話
月とシガレット
お月さんとけんかした話
A MEMORY
A PUZZLE
A CHILDREN'S SONG
月光鬼語
ある晩の出来事
IT'S NOTHING ELSE
SOMETHING BLACK
黒猫のしっぽを切った話
突きとばされた話
はねとばされた話
押し出された話
キスした人
霧にだまされた話
ポケットの中の月
なげいて帰った者
雨を射ち止めた話
月光密造者
箒星を獲りに行った話
星を食べた話
AN INCIDENT IN THE CONCERT
TOUR DU CHAT-NOIR
星?花火?
ガス燈とつかみ合いをした話
自分を落してしまった話
星でパンをこしらえた話
星におそわれた話
はたして月へ行けたか?
水道へ突き落された話
月をあげる人
THE MOONMAN
ココアのいたずら
電燈の下をへんなものが通った話
月のサーカス
THE MOONRIDERS
煙突から投げこまれた話
A RWILIGHT EPISODE
黒猫を射ち落した話
コーモリの家
散歩前
THE BLACK COMET CLUB
友だちがお月様に変った話
見てきたようなことを云う人
AN INCIDENT AT A STREET CORNER
A HOLD UP
銀河からの手紙
THE WEDDING CEREMONY
自分によく似た人
真夜中の訪問者
ニュウヨークから帰ってきた人の話
月の客人
どうして酔よりさめたか?
A ROC ON A PAVEMENT
黒い箱
月夜のプロージット
赤鉛筆の由来
土星が三つ出来た話
お月様をたべた話
お月様が三角になった話
星と無頼漢
はたしてビールびんの中に箒星がはいっていたか?
どうして彼は喫煙家になったか?
A MOONSHINE